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イングランドの日程に不満のファン・ハール 「クラブと代表のために変えるべき」

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 マンチェスター・ユナイテッドルイス・ファン・ハール監督は、イングランド特有の日程の厳しさを批判し、変革が必要だと主張している。

 今季チャンピオンズリーグ(CL)復帰を果たしたユナイテッドは、21日に敵地ロシアでCKSAモスクワと対戦。長旅を経て、25日にはプレミアリーグでマンチェスター・シティとのダービーマッチを戦う厳しいスケジュールとなる。

 さらに、年末年始にかけては他の主要リーグが中断される一方で、イングランドでは普段以上の過密日程を強いられることになる。ファン・ハール監督は、これが国際舞台での戦いに悪影響を及ぼしていると訴えた。イギリス複数メディアが同監督のコメントを伝えている。

「ウインターブレイクが存在しない。それこそがこの文化の最も悪しきことだと思う。イングランドのサッカーにとって良いことではない」

「クラブのためにも代表チームのためにも良くはない。変えるべきだと思う。イングランドは長年何も勝ち取っていないだろう? 選手たち全員がシーズンの最後に疲れきってしまっているからだ」

 日程の厳しさに加え、国内リーグの争いの激しさも、イングランド勢が欧州でここのところ結果を出せていない一因だとファン・ハール監督は考えている。

「最近はますます厳しくなっているよ。各チームのレベルの高さによって、プレミアリーグは制するのが最も難しいリーグとなっている。どのチームも容易に破ることはできない」

「どの試合も厳しい挑戦であり、同時にCLでも戦わなければならない。簡単なことではないし、だからこそイングランドのチームはここ数年CLで勝てていないんだ。リーグの違いによるものだ」

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