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退席処分のモウリーニョが記者会見を欠席…FAの処分対策か

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[10.24 プレミアリーグ第10節 ウエスト・ハム2-1チェルシー]
 
 プレミアリーグは24日、各地で第10節1日目を行い、チェルシーは敵地でウエスト・ハムに1-2で敗れた。ジョゼ・モウリーニョ監督は試合後の記者会見を欠席している。イギリスの各メディアが報じた。

 チェルシーは前半17分にセットプレーから先制を許すと、前半終了間際のMFセスク・ファブレガスのゴールが微妙なオフサイドの判定で取り消され、直後にMFネマニャ・マティッチがこの日2枚目の警告で退場。前半終了時に引き上げる主審に対して抗議を行ったとしてモウリーニョ監督も退席処分を受けていた。

 その後、チェルシーは後半6分にセットプレーの流れからDFガリー・ケーヒルが同点ゴールを挙げたが、同35分にFWアンディ・キャロルに勝ち越しゴールを決められ、1-2で今季5敗目を喫した。モウリーニョ監督はキャロルの得点後にスタンドから姿を消していた。

 前日会見でモウリーニョ監督は、14歳の少年に対する暴行疑惑報道を受け、「あなたたちにはもう話題を呼ぶような見出しも、笑える見出しも提供することはない」と不快感を示し、メディアに対する対応を変えると表明していた。

 また、3日のサウサンプトン戦後の会見で判定へ異議を唱え、さらに「FA(イングランドサッカー協会)が私を罰したいなら、罰すればいい。彼らはほかの監督たちを罰しないが、私を罰する」などと話し、FAから5万ポンド(約926万円)の罰金と1試合のスタジアム入場禁止処分を科せられていた。

 しかし、これは同監督が2016年10月13日までにおいて、同様の行為を行った場合、即座にこの処分を受けることになるというもので、今回の会見欠席はこれを防ぐものだった可能性もあると見られている。

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