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11月で現役引退のラウル 「自分は監督向きではないと思う」

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 ニューヨーク・コスモスFWラウル・ゴンサレスは先日、今シーズン限りでの現役引退を表明した。11月のシーズン終了と同じにスパイクを脱ぐスペイン代表が、引退後のプランについて語っている。

 レアル・マドリーの下部組織で育ち、1994年のトップデビュー以降、同クラブで通算323得点を挙げたラウルは、シャルケ、アル・サッドを経て、昨年12月からはアメリカのNYコスモスでプレーしている。NYコスモスでは、アカデミーの指導も行っているラウルは、いつかは古巣であるレアル・マドリーへ戻りたいとしつつも、それが近い未来ではないと話している。

「しばらくは、このままニューヨークで暮らすつもりだ。いつかマドリッドに戻る日が来ることは分かっているよ。でも、それは近い将来の予定ではない」

「現時点では僕は家族とともにここで暮らして、興味深いプロジェクトが来るのを待つよ」

 アカデミーで指導を行っているラウルだが、自身は監督業には向いていないと考えているようだ。現役時代に指導者のライセンスを取得する選手は少なくないが、ラウルは勉強も始めていないと明かしている。

「僕自身、自分が監督に向いているとは思えないんだ。将来を考えたとき、そうなっている自分の姿が想像できないね」

「それに監督になるにはライセンスが必要だし、たくさん勉強してトレーニングもしないといけない。そうしたことを、僕は一切やっていない。スタートも切っていないんだ。もし将来、監督になろうと決めたなら、勝利が約束されたクラブの監督に就任したいね」
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