[10.31 プレミアリーグ第11節 WBA 2-3 レスター・シティ]

　プレミアリーグは31日、第11節を各地で行った。FW岡崎慎司の所属するレスター・シティは敵地でWBAと対戦し、3-2で逆転勝利。2試合連続でベンチスタートとなった岡崎は、後半43分から途中出場している。

　前節クリスタル・パレス戦で今季初の無失点に終わったレスター。前半8分、ここまで7試合連続ゴール中のFWジェイミー・バーディがスルーパスに抜け出して、個人でシュートまで持ち込んだがGKボーズ・マイヒルに止められてしまった。

　序盤は押し込まれる状況が続いたWBAだったが、徐々に流れを引き寄せると前半30分に先制に成功する。MFステファン・セセニョンの左CKからニアに飛び込んだFWサロモン・ロンドンがヘディングシュートを叩き込み、1-0とした。

　1点ビハインドで後半を迎えたレスターは12分、クリアボールをDFロベルト・フースで跳ね返し、左サイドでボールを受けたMFマーク・オルブライトンのクロスをゴール前に走り込んだMFリヤド・マフレズが左足で合わせて、試合を振り出しに戻した。

　さらに攻め込むレスターは後半17分、MFジェフ・シュルップが左から折り返したボールをバーディがヒールシュートもわずかに右へ外れる。それでも同19分、右から切れ込んだオルブライトンの浮き球パスはMFジェームス・マクレインに当たって、ゴール前に上がったボールをマフレズが左足で押し込み、2-1と逆転に成功した。

　レスターの勢いは止まらない。後半32分、カウンターからMFダニー・ドリンクウォーターのパスを受けたバーディがスピードに乗ったドリブルでPA内に侵入して右足で流し込み、3-1。バーディはこれで8試合連続ゴールとなり、2001-02シーズンのルート・ファン・ニステルローイ氏(マンチェスター・ユナイテッド)、13-14シーズンのFWダニエル・スターリッジ(リバプール)に次ぐ、史上3人目の快挙となった。

　レスターは後半38分にPKを与えてしまい、1点差に詰め寄られ、その後も反撃を受けたが3-2で勝利。レスターは27日のキャピタル・ワン杯4回戦ハル・シティ戦でPK戦の末に敗退が決まってしまったが、逆転勝利で悪い流れを断ち切った。

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