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ファン・ペルシーのオランダ代表キャリアは終了? 今後は招集されないとの見方

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 フェネルバフチェFWロビン・ファン・ペルシーのオランダ代表でのキャリアは、EURO2016予選敗退によって終焉を迎えることになるのかもしれない。今後は代表チームに招集されないのではないかとオランダメディアが伝えている。

 昨年のワールドカップで3位の好成績を収めながらも、EURO予選でまさかの大苦戦を強いられたオランダ代表。最終的にプレーオフ進出を確保することもできず、グループ4位での予選敗退が決まった。

 予選の途中でチームの指揮を引き継いだダニー・ブリント監督は解任の可能性も予想されたが、結局はロシア・ワールドカップ(W杯)予選突破に向けて引き続き指揮を執ることに。今月行われるウェールズ、ドイツとの親善試合が次なる目標に向けての第一歩となる。

 13日と17日の試合に向けた予備招集メンバーは2日に発表される予定だが、ブリント監督はこの2試合や今後のW杯予選に向けてファン・ペルシーを招集しない意向だとオランダ『テレグラーフ』は伝えている。

 現在32歳のファン・ペルシーは、ロシアW杯の頃には35歳目前となる。今季加入したフェネルバフチェでも毎試合先発で出場しているわけではなく、同選手のコンディションへの懸念を示していたブリント監督は、10月のカザフスタン戦、チェコ戦でもファン・ペルシーを交代出場で起用するにとどまった。

 2005年にオランダ代表にデビューしたファン・ペルシーは、カザフスタン戦で通算100キャップを達成し、チェコ戦も含めて歴代7位タイの101試合に出場。歴代単独トップの50ゴールを記録している。EURO予選突破につながらなかったチェコ戦での失意のゴールを最後として、輝かしい国際キャリアを終えることになるのだろうか。
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