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「負けた方がマシなんて聞いたことがない」テリー、チェルシー選手の謀反説を一蹴

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 どんなに苦境にあっても、チェルシーDFジョン・テリージョゼ・モウリーニョ監督を信頼している。その指揮官がさらなる苦境に陥ることを望み、試合に負けることを望む選手がいるなど、あり得ないことだと主張した。

 不振が続き、モウリーニョ監督の解任報道が絶えないチェルシー。一部メディアは、チェルシーのある選手が、「監督のために勝つよりも負けた方がマシ」と発言したと報じている。

 だが、テリーはチャンピオンズリーグのディナモ・キエフ戦を前にした3日の会見で、次のように述べている。イギリスメディアが伝えた。

「サッカーキャリアのすべてを通じて、選手がそんなことを言うのは聞いたことがない。そんなことを話さなければいけないなんて、バカげている。みんな戦っているから、傷つくよ。(そのようなことを言う選手は)誰であっても、ドレッシングルームから出させてもらえないだろう」

 テリーの指揮官に対する信頼は絶対だ。

「これまでに仕事をしてきたすべての監督の中で、あらゆる点において、モウリーニョは圧倒的にベストだ。僕らは流れを変えてみせる。『もし』も『でも』もない。僕らは流れを変え、彼は今季の最後まで、そして僕がこのクラブでのプレーを終えてからもずっと指揮を執ると確信している。彼こそが、チェルシーを僕らが望むところへ前進させる人だ」

 テリーは、責められるべきはモウリーニョ監督だけではないと述べている。

「監督が重圧にさらされているのは、僕らのプレーのせいだ。僕らはクラブのため、彼のために、集団としてもっとうまくやらなければいけないと分かっている。彼は多くの責任を負うだろうけど、それはアンフェアだ。僕ら全員の問題だよ。彼だけじゃない」

「選手たちは立ち上がり、僕らが十分じゃなかったと言うだろう。僕も昨季のレベルに戻らなければいけない。それができれば、僕らはもっと良い位置につけるはずだ。順位表は嘘をつかない。重圧はあるし、難しい。でも僕は、選手たちは監督を100%支持していると保証できる。僕ら一緒だ」

「1、2試合で僕らは少し不運から結果を出せなかった。これを変えていく。僕らはまた順位を上げていくよ。確信している」


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