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4連勝逃すもドローを前向きにとらえるミハイロビッチ 「CL出場のクオリティーはある」

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 ミランは7日のセリエA第12節で、アタランタとホームで0-0と引き分けた。シニシャ・ミハイロビッチ監督は、勝ち点1を手にしたことをポジティブにとらえたいと述べている。

 3連勝と復調傾向にあったミランだが、MFジャコモ・ボナベントゥーラを出場停止で、MFアンドレア・ベルトラッチとDFアレックスを負傷で欠いたこの日は、得点を奪うことができず。逆にアタランタに苦しめられた。

 それでも、失点はせずに引き分け、ミランは5試合黒星なし。ミハイロビッチ監督は負けなかったことをよしとしたいと述べている。イタリアメディアがコメントを伝えた。

「今日は勝ち点1を稼いだ形だ。ラツィオ戦のようなミランではなかったね。言い訳はしないよ。だが、ボナベントゥーラとベルトラッチ、アレックスがいなかったことは響いた。代わりの選手たちも、力が続く限りはよくやったよ。彼らはしばらく90分プレーしていなかった選手たちだ」

「勝てないときは、負けないことが大事だ。ポジティブな面を見なければいけない。我々は失点しなかった。良いタイミングでインターナショナルウィークになったよ。エネルギーを取り戻したい」

「現時点で目標について話すのは役に立たないよ。1試合ごとに戦わなければならない。とにかく、我々の目標はチャンピオンズリーグ出場権獲得だよ。トップ3に入るだけのクオリティーはある」

 ミハイロビッチ監督は終盤、怒りからペットボトルを蹴り、退席を命じられた。指揮官は自らの過ちを認めつつ、審判団に怒っていたわけではないと冗談を交えて釈明している。

「ペットボトルを蹴ったのは私の間違いだった。ただ、私が怒っていたのは審判に対してではなく、選手たちに対してだったんだ。第4審判に怒っていたのなら、彼に向けて蹴っていたさ」

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