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ベンチから這い上がり再びキャプテンマークを巻いた長友「常に準備が必要」

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[11.8 セリエA第12節 トリノ0-1インテル]

 日本代表DF長友佑都の所属するインテルは8日、敵地でトリノと対戦し、1-0で勝利した。左WBで先発した長友は、前半31分に蹴ったFKで先制点を演出。攻守に存在感を発揮し、チームの3連勝に貢献した。

 ロベルト・マンチーニ監督の信頼を完全に勝ち取った。今季序盤は長くベンチを温め続けた長友だが、10月24日の第9節パレルモ戦で今季初先発を飾ると、前節のローマとの大一番にも先発出場。そしてシステムを変更して臨んだこの日のトリノ戦にも柔軟な対応を見せると、任されたFKから先制点を演出。後半22分にゲームキャプテンのFWマウロ・イカルディが退いてからは、キャプテンマークを譲り受け、チームを“ウノゼロ”3連勝に導いた。

 クラブ公式チャンネルのインタビューに応じた長友は、「たくさん走らないといけなかったけど、それが僕の役割ですからね」と充実の汗をぬぐう。監督の信頼を勝ち取ったことについても、「プレーしていない時期もありましたが、しっかり練習はしていました。いつでもプレーできるように、常に準備をしておく必要がありました。今はいい感じで、調子もいいです」。

 チームは勝ち点を27に伸ばして、フィオレンティーナとともに首位をキープした。ホームで敗戦のなかったトリノ相手の勝利に、「非常に大きい勝利」と話した長友。「ここで勝つことはとても難しいですが、今日はうまくいきました。うれしい」と笑顔を見せた。

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