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ドイツ再挑戦が噂される宇佐美…「複数クラブからオファーがある」と代理人

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 J1ガンバ大阪に所属する日本代表FW宇佐美貴史(23)は、この冬にもブンデスリーガに再挑戦する可能性が浮上している。以前のドイツ移籍を担当したエージェント会社の代理人が、ドイツ『hr-sport』に対し、オファーの存在を明かした。

 2011年夏にバイエルンに加入し、ブンデスリーガ2年目はホッフェンハイムでプレーした宇佐美は、ドイツでまだやり残している仕事があると感じているようだ。「かつて日本でワンダーキッドとされた」と宇佐美を紹介した『hr-sport』は、同選手が「ヨーロッパに再挑戦する準備ができた」と伝えている。

 宇佐美の意向を裏付けるのは、以前の移籍を担当したルードビッヒ・ケーグル氏が率いるエージェント会社「ケーグル&パートナーズ」社で働く代理人、クリスティアン・ロムベルク氏によるコメントだ。同代理人は、宇佐美が「しばらくの間優れたプレーをしている」とガンバ大阪での活躍ぶりに言及し、Jリーグの日程から「移籍は冬が一番有意義だろう」としている。

 ロムベルク氏曰く、宇佐美には「ブンデスリーガ複数クラブからオファーがある」。移籍先候補としてフランクフルトが噂されていたが、同クラブのブルーノ・ヒューブナーSD(スポーツディレクター)は『フランクフルター・ルンドシャウ』で、宇佐美の獲得を検討したのは「2年前のこと」とし、今は「我々のテーマではない」と否定した。

 そのほかに宇佐美に関心を抱いているクラブとしては、浦和レッズの監督を務めた経歴を持つギド・ブッフバルト氏がスカウトを務めるシュツットガルトの名が挙がっている。宇佐美は2012年9月、ホッフェンハイムの選手として“4人抜き”を披露して、鮮やかなゴールを決めた相手だったシュツットガルトだった。果たして宇佐美の獲得に動いているのだろうか。


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