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16歳ドンナルンマ、夢はブッフォン 「彼のようなキャリアを築きたい」

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 イタリアの若き守護神にとって、やはり目標はユベントスGKジャンルイジ・ブッフォンだ。それは16歳でセリエAデビューを果たしたミランGKジャンルイジ・ドンナルンマも例外ではない。

 シニシャ・ミハイロビッチ監督に抜擢され、10月25日のサッスオーロ戦でデビューを飾ったドンナルンマ。ここまで4試合で2失点、2試合でクリーンシートという数字は立派なものだ。前節アタランタ戦では、チームを救うビッグセーブを連発した。

 ミランでの活躍は、代表にもつながった。U-21代表に飛び級で招集されたのだ。もちろん、ドンナルンマは喜んでいる。だが、彼が目指すところはまだ遠い。イタリアサッカー連盟の公式ウェブサイトで、ドンナルンマは次のように述べている。

「とてもうれしいし、満足している。冷静かつ謙虚にこの招集を受け止めなければいけない。責任が大きい? そうだね。でも、僕はすべてを受け流せる性格なんだ。チームに落ち着きを与え、自分の道を進もうと努めるだけだよ」

「僕のアイドルはブッフォンだ。夢は、A代表のレギュラーになり、彼の後を追っていくことだよ。誰だって彼のようなキャリアを送りたいと願うものだ」

 ブッフォンと同じ名前を持ち、ブッフォンより早くセリエAデビューを飾ったドンナルンマだけに、期待は大きいだろう。だが、それでも彼はまだ16歳だ。今後も精進が必要であることは確かだろう。

 そのための模範にも事欠かない。ミランには優れた2人のベテラン守護神がいる。ディエゴ・ロペスとクリスティアン・アッビアーティだ。

「ミランではD・ロペスにアッビアーティと2人の偉大なプロとトレーニングしている。彼らは僕が成長する大きな助けとなってくれているよ。多くの人が言うように、僕が必ず成功する運命なのかどうかは分からない。確かなのは、僕は地に足をつけているということだ」


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