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本田、デ・ヨング、D・ロペス…ミランで出番を失った選手たちは1月に移籍?

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 ミランの“ベテラン”たちは、1月にチームを去ることになるのだろうか。イタリア『トゥットスポルト』は15日、4選手が冬のマーケットで移籍するかもしれないと報じた。MF本田圭佑もその一人だ。

 シニシャ・ミハイロビッチ監督が4-3-3にフォーメーションを変更してから、5試合負けなしのミラン。順位も6位まで上がり、一時の不振は抜け出した形だ。

 一方で、システム変更で出番を失った選手たちもいる。トップ下でインパクトを残せなかった本田と、アンカーのポジションをMFリカルド・モントリーボに奪われたMFナイジェル・デ・ヨングだ。

 本田については、以前からプレミアリーグのクラブが関心を寄せていると言われる。ナポリ戦後に不満を吐露して以降、チーム内での孤立も騒がれている本田は、終盤からの途中出場が続いており、一部では移籍を志願したとの報道も浮上した。アドリアーノ・ガッリアーニCEOは否定したが、冬のマーケットで背番号10がミラノを去るとの噂は消えていない。

 本田以上に出場機会がなくなっているデ・ヨングは、契約満了で退団するかと思われた今年夏、ミランとの契約を延長した。だが、チャンスを得られなくなったことで、“脇役”として1年を終えることは考えないかもしれない。デ・ヨングにはブレーメンが興味を示していると言われる。7年ぶりのブンデスリーガ復帰はあるのだろうか。

 システム変更が理由ではないが、ポジションを失ったのは、GKディエゴ・ロペスも同じだ。16歳のGKジャンルイジ・ドンナルンマにレギュラーの座を奪われたD・ロペスは、以前から抱える左ひざの負傷を解決するために戦列を離脱した。『トゥットスポルト』は、同選手が1月にイングランドに移籍するのではないかと報じている。

 もう一人、ミランの表舞台から消えつつあるのが、負傷で今季出場ゼロのMFジェレミー・メネス。昨季のチーム得点王について、『トゥットスポルト』は「トンネルの出口が見えない」状態にあり、「ミランは喜んでサラリー負担を軽減したがるだろう」としている。だが、長期離脱からいまだ復帰できないメネスの買い手が見つかるかどうかは分からない。

 いずれにしても、プレーする機会がなければ、移籍が騒がれるのがマーケットの常だ。ミランの4選手は、1月にどのような決断を下すのだろうか。

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