アレッサンドロ・デル・ピエロ氏は、古巣ユベントスが再びスクデット争いに戻ると信じている。マッシミリアーノ・アッレグリ監督は素晴らしい指揮官だと述べた。

　開幕からの出遅れで5連覇の夢が遠ざかりつつあるユベントス。だが、セリエA前節で今季初のリーグ2連勝を飾り、チームは巻き返しに意気込んでいる。

　デル・ピエロ氏はそんなユーベがタイトルを争うと信じているようだ。イタリアメディアがコメントを伝えている。

「ユーベがとても強いチームであることは変わらない。チャンピオンズリーグでかなりうまくやっていることがそれを示しているよ。リーグ戦ではそうじゃないから、まるで悲劇的な状況みたいに言われている。でも、彼らには挽回し、3、4連勝するポテンシャルがあるよ。アッレグリ監督は昨年、素晴らしい指揮官であることを示した。毎年、あるいはどの瞬間も、トップでいられるわけじゃない」

　以前と異なり、指導者への転身にも関心を示しているデル・ピエロ氏は、一部で噂されるイタリア代表監督への興味について、次のように述べている。

「今は自分がやっていることをすごく気に入っている。代表監督のことは、数年前までは考えることもなかった。今は、とても面白く、魅力的で、そして難しいと分かっているよ。でも、僕はまだそのためのステップをまったく踏み出していない。だから、一つのアイディアでしかないよ。人生に絶対はない? そのとおりだ」

　だが、デル・ピエロ氏は現在のアントニオ・コンテ監督がEURO後も続投することを望んでいる。

「コンテ監督はとてもうまくやっていると思う。彼がつくったグループは成長しているし、とてもうまく予選を突破した。EUROでうまくやるチャンスがある。たとえ若いチームで、今が移行期だとしてもね。コンテ監督はとてもうまくやっているんだ。個人的には、彼ができるだけ長く代表を率いることを願っている」

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