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シティはほとんどチャンスなく今季4敗目…ストークが首位シティに完封勝利

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[12.5 プレミアリーグ第15節 ストーク・シティ2-0マンチェスター・C]

 プレミアリーグは5日、第15節を各地で行った。マンチェスター・シティは敵地でストーク・シティと対戦し、0-2で敗れ、今季初の零封負けを喫した。

 シティは負傷から復帰したMFダビド・シルバが先発復帰。一方でFWセルヒオ・アグエロとMFヤヤ・トゥレが欠場し、FWウィルフリード・ボニーが前線に、ボランチにはMFフェルナンジーニョとMFフェルナンドが入った。

 レスター・シティと得失点差で首位につけるシティだが、試合を動かしたのはストークだった。前半7分、中央から右へ流れてボールを受けたMFジェルダン・シャキリがドリブルで右サイド深い位置まで突破し、クロス。左から斜めにゴール前に走り込んだFWマルコ・アルナウトビッチが右足で押し込み、先制に成功した。

 ストークは前半15分、ハーフェーライン付近でシャキリが華麗に相手をかわして前を向き、スルーパス。PA右へ走り込んだアルナウトビッチが右足ダイレクトで流し込み、首位シティ相手に2点を先行する。さらに同44分、自陣ハーフェーライン付近からシャキリが相手の裏へ出したボールに反応したアルナウトビッチがGKジョー・ハートと1対1の状況を作り、右足シュートも右ポストを叩き、ハットトリックとはならなかった。

 前半ほとんどチャンスのなかったシティは、後半立ち上がりにもFWボージャン・クルキッチに中央突破を許すなど、守備が安定しない。同11分には、マヌエル・ペジェグリーニ監督が攻守のリズムを変えようと、ボニーに代えてFWケレチ・イヘアナチョ、フェルナンジーニョに代えてMFファビアン・デルフを投入した。

 しかし、流れは変わらない。ストークは後半24分、PA手前左でボージャンがヒールパス。これでアルナウトビッチがPA左へ侵入し、中央へ折り返したが、フリーで走り込んだシャキリがわずかに合わず、チャンスを逃す。その1分後にはシャキリのスルーパスでボージャンが抜け出すもトラップが大きくなり、GKハートのブロックに阻まれた。

 全くといっていいほどチャンスがないシティに追い打ち。3人の交代カードを使い切った後半27分にフェルナンドが左足太もも裏を痛めて、ベンチへ下がり、シティは残り時間を10人で戦うこととなった。試合はそのまま0-2で敗れ、シティは今季4敗目を喫した。

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