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クロップの手腕に感嘆するファーガソン「恐れを感じる」

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 元マンチェスター・ユナイテッド監督のアレックス・ファーガソン氏は、リバプールユルゲン・クロップ監督について「恐れを感じている」と、その衝撃を認めた。ロンドンで行われたイベントで語ったコメントを英紙『ミラー』が伝えている。

 6日のニューカッスル戦に0-2で敗れ、就任後2敗目を喫したクロップ監督だが、10月の監督就任後、チェルシー、マンチェスター・シティを下すなど、見事に立て直しに成功した。

 15節終了時点で8位に付けているリバプールだが、トップ4に食い込む実力は十分にあると見られており、タイトルを獲得するのではないかと予想する声もあるほどだ。

 ファーガソン氏は「クロップ監督については恐れを感じているよ。マンチェスター・ユナイテッドとしてはリバプールに上回られたくないからね」と、かつての“ライバル”をV字回復させた手腕に感嘆。そのパーソナリティーも称賛している。

「彼には素晴らしい人間性が備わっており、常に大きな白い歯を見せて笑っている。ニューカッスル戦で2点目を奪われ、敗れたときですら、彼はニューカッスルのスティーブ・マクラーレン監督のもとに行って賞賛の言葉を口にしていた。ドルトムントでもそうだったが、彼は飛び抜けているよ」

「彼のことはコーチング・セミナーの頃からよく知っている。あの人間性、躍動感、知識を持ってくれば、リバプールに違いをもたらすことができるだろう」

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