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ファギーの援護射撃に感謝するモウリーニョ、解任を恐れず「オーナーは私が何者か知っている」

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 プレミアリーグでの苦境は続き、チャンピオンズリーグ(CL)でも敗退となる恐れがある。それでも、チェルシージョゼ・モウリーニョ監督は、オーナーのロマン・アブラモビッチ氏から信頼されていることを強調した。

 リーグ前節でボーンマスに敗れ、再び危機が騒がれているチェルシー。9日のCLグループG最終節のポルト戦も、ホームで勝ち点を得られなければ、ディナモ・キエフの結果次第でまさかのグループステージ敗退とさらに重圧がかかる一戦だ。

 それでも、モウリーニョ監督は解任を恐れていない。試合前日のコメントをイギリス『スカイ・スポーツ』などが伝えた。

「これは一人だけの責任じゃない。『もし』はなしだ。私は楽観的な男だよ。私はこのクラブで良いことをたくさんやってきた。オーナーは私のクオリティーを知っている。彼は私に2回、信頼を示してくれた。呼び戻してくれたときと、4年の新契約を結んだときだ。であれば、オーナーが風で物事を変えるとは思わない」

「結果という風が重要なのは分かっている。この風は本当に強い。プレミアリーグでの結果は本当に悪いものだからね。だが、オーナーは私が何者か知っている。私がクラブに与えることを知っている。彼は私がクラブの仕事をするのに適した人間だと信じている」

 マンチェスター・ユナイテッド元監督のアレックス・ファーガソン氏は、モウリーニョ監督を解任したらチェルシーは「愚か」だと発言した。モウリーニョ監督はこの発言について次のように述べた。

「これが友人と友人のふりをする者との違いだ。サー・アレックスは私の友人だよ。もちろん、とても素晴らしい言葉だった。彼はいつも誠実に分析する。感謝しているよ」

 先日、プレミアリーグで4位以内に入ることが難しくなってきたと認めているモウリーニョ監督。CLグループステージ敗退に終わったとしても、ヨーロッパリーグ(EL)を制覇すれば来季のCL出場権を得ることができるが…。

「もう一つの可能性もある。(今季の)CLに勝つことだ。もちろん、ELより勝つのは難しい。だが、我々が戦っているのはCLだ。我々はあらゆるビッグチームと対戦したいと思っている。だからこそ、明日の試合で勝つことが必要だ」

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