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勝利への秘策の代償?敵地の芝を荒らしたアウクスブルクGKに請求書

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 試合に勝つためのなりふり構わないやり方は結果をもたらしたが、その代償も支払わされることになった。アウクスブルクGKマルビン・ヒッツは、アウェースタジアムの芝を傷つけたとして修繕費を請求されている。各国メディアが伝えた。

 5日に行われたブンデスリーガ第15節ケルン対アウクスブルク戦で、0-0で迎えた58分にホームのケルンはPKを獲得。判定への抗議が行われるかたわら、ヒッツはスパイクの裏でペナルティースポット周辺の芝を踏みつけて荒らしている様子が映像に捉えられていた。

 この“秘策”が功を奏したようで、キッカーのFWアントニー・モデストはPKの際に足を滑らせ、それでも枠へ飛ばされたボールをヒッツがセーブ。その後先制点を奪ったアウクスブルクはアウェーで1-0の勝利を収めた。

 試合後には自身の行為について「良くなかった」として謝罪し、「二度としない」と誓ったヒッツだが、ケルンは同選手にしっかりと責任を取らせることにしたようだ。荒らされた芝の代金および2時間の作業費用として、122.92ユーロ(約1万6500円)の請求書がヒッツに送られたという。

 ヒッツはこの金額を支払うとともに、ケルンの子供病院に寄付を行うことを表明。また、アウクスブルクは芝の修繕作業を助けるためだとして、クラブのパートナー企業ブランドの芝刈り機をケルンに寄贈することを明らかにしている。

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