強気なインテルが帰ってきた。コロンビア代表でもプレーするDFジェイソン・ムリージョの移籍金を4000万ユーロ(約53億円)と見積もっているという。

　セリエAで首位に立っている余裕だろうか。インテルは、移籍市場でも一歩も引く気はないらしい。

　今季1-0での勝利が多いインテルで、存在感を高めているのがムリージョだ。23歳という若さも魅力だ。

　このDFには、早くもレアル・マドリーとバルセロナという世界に名立たるビッグクラブが目をつけていると言われている。この噂で、一気にムリージョの価値が高騰している。

　インテルがグラナダからムリージョを獲得した際、移籍金は800万ユーロ(約10億円)だった。だが今では、レアル・マドリーが3500万ユーロ(約46億7800万円)を用意すると言われている。

　ただ、インテルに簡単にムリージョを手放すつもりはない。今では、強気に4000万ユーロを価値を見積もる。マンチェスター・シティがニコラス・オタメンディに4500万ユーロ(約60億円)、エリアキム・マンガラに4000万ユーロを支払ったことから、この価格を設定しているという。

　果たして、“真価”はいかほどか―。シーズンが終了するまでにも、まだ価格の乱高下はあるかもしれない。

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