元イングランド代表のデイビッド・ベッカム氏は、チェルシーがジョゼ・モウリーニョ氏と別々の道を進む決断を下したことはやむを得ないと考えている。だが、モウリーニョ氏がすぐにプレミアリーグの舞台に戻ることを望んでいるとも述べた。

　チェルシーは17日、モウリーニョ氏の退任を発表した。実質的には成績不振による解任だ。ベッカム氏は、モウリーニョ氏が優れた指揮官である事実は変わらないとしつつ、サッカー界では結果がすべてだと述べた。

「残念ながら、これがサッカーだ。ジョゼがサッカー界有数の監督であることに議論はない。昨季のリーグを制し、今季もほぼ同じチームだったから、彼らがリーグでこの順位にいることは驚きだ」

「私はジョゼが大好きだ。素晴らしい指揮官であり、人としても見事だと思っている。サッカーに情熱を燃やしている。私は、彼がすぐプレミアリーグに戻ってくることを願っているよ。イングランドの人たちは彼のことが好きだし、ファンはベンチにいる彼を見るのが好きなんだからね」

　モウリーニョ氏の退任は残念だというベッカム氏だが、チェルシーはすぐに適切な次の一手を打つだろうとも述べている。

「ファンは彼(モウリーニョ氏)のキャラクターが好きだから、彼がいなくなるのは残念だね。でも、チェルシーは偉大なクラブだ。だから、彼らはすぐに動くだろう。私はロマン(・アブラモビッチオーナー)がそうすると確信している」

「ロマンはチームのことに情熱的なんだ。だから、彼らは迅速に動くと確信しているよ」

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