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PK失敗悔やむヒディンク新監督、初陣ドローに「勝てるはずの試合」

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[12.26 プレミアリーグ第18節 チェルシー2-2ワトフォード]

 プレミアリーグは26日、第18節を行い、チェルシーはホームでワトフォードと対戦し、フース・ヒディンク新監督の初陣は2-2の引き分けに終わった。

 FWジエゴ・コスタのゴールで先制しながら一度は逆転を許したチェルシー。それでも後半15分にジエゴ・コスタの2点目で2-2の同点に追いつくと、後半34分にはMFエデン・アザールがPKを獲得した。ところが、キッカーのMFオスカルが軸足を滑らせ、失敗。絶好の勝ち越し機を生かせなかった。

 初陣を勝利で飾れなかったヒディンク監督は「3-2で勝てるはずの試合だった」と悔しさをにじませた。クラブの公式サイトが指揮官のコメントを伝えている。

「ワトフォードの守備はしっかりしているし、戦術も見事だ。ストライカーも優秀だしね。均衡した展開だったけど、失点は不運だった。勝てなかったのは残念だよ」

 引き分けを悔やむ新監督は、それでも1点ビハインドの状況から追いついた選手たちを称えた。

「それでも1-2からのパフォーマンスは見事だった。組織立ったワトフォードの守備相手によくやってくれた。ここ最近の結果を鑑みても、評価に値する内容だった」

 今季初の1試合2ゴールで今季通算5ゴールとなったジエゴ・コスタについては「やるべきことをやってくれた。大切なことだよ。見事な動きで2ゴールを記録してくれた」と称賛。累積警告で次節28日のマンチェスター・ユナイテッド戦は出場停止となるが、「対策を考えないとね。調子が上がりつつあっただけに残念だけど、この48時間で答えを出さないといけない」と述べた。

 17日にジョゼ・モウリーニョ前監督の退任が発表され、2日後の19日にヒディンク氏が今季終了まで監督を務めることが発表された。前節のサンダーランド戦(3-1)はスタンドからの観戦だったヒディンク新監督。「監督の影響は些細なものだ。口出しもするが、選手たちが試合を決める。それだけにジエゴ・コスタの2ゴールの活躍は見事だった」と、淡々と初陣を振り返った。

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