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D・コスタがアトレティコ復帰?会長は「時として選手は帰ってくる」

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 現在の青いユニフォームから、再び赤と白の縦じまに袖を通すことになるのだろうか。チェルシーのスペイン代表FWジエゴ・コスタについて、古巣のアトレティコ・マドリー側が、復帰の可能性を除外しないことを強調している。

 D・コスタは2012-13シーズンのコパ・デル・レイ優勝、翌2013-14シーズンのリーガ・エスパニョーラ優勝に貢献し、2014年7月に約56億円とも言われる移籍金でチェルシーに加入した。チェルシーでも昨季リーグ戦で20得点を挙げるなど活躍し、プレミアリーグとキャピタル・ワン杯の2冠達成に貢献している。

 しかし今季は開幕から調子が上がらず、自らを重用していたジョゼ・モウリーニョ監督も退任した。フース・ヒディング監督の就任初戦となった26日のワトフォード戦で2得点を挙げ、復調の兆しを感じさせているものの、ここまで5得点と期待を裏切る結果となっている。

 こうした状況で浮上してきたのが、アトレティコへの復帰の噂だった。現在リーガ・エスパニョーラでは2位につけるものの、今季加入したコロンビア代表FWジャクソン・マルティネスがチームにフィットしていないこともあり、実績十分のD・コスタに興味を示していると思われる。この噂についてアトレティコのエンリケ・セレーゾ会長は、スペイン『RTVE』のインタビューに答え、次のように語った。

「いま現在、D・コスタはチェルシーの選手なのだから、チェルシーでのプレーに集中しなければいけない。しかしフットボールにおいて、未来に何が起こるのかはだれにも分からない。それに、時として選手は、かつてプレーしたクラブに帰ってくるものだ」

 D・コスタはアトレティコでの3シーズンで、リーグ戦43得点を挙げている。慣れ親しんだリーガ・エスパニョーラに、活躍の場を移すことはあるのだろうか。

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