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ウィルシャー復帰の見通しはまだ立てられず 「2月より前に戻ることはない」とベンゲル

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 アーセナルアーセン・ベンゲル監督は、負傷離脱中のMFジャック・ウィルシャーの復帰の見通しは現時点で明確ではなく、以前に見積もられていた来年2月頃の復帰も難しい可能性を示唆している。

 過去にもたびたび負傷に苦しめられてきたウィルシャーは、今シーズン開幕前にまたも負傷離脱を強いられ、9月に手術を受けたことでさらに3~4か月は戦列を離れることになると予想された。

 だが、当初の見通しほど順調には回復が進んでいない様子だ。ベンゲル監督が次のように語ったとしてイギリスメディアが伝えている。

「私は2月と言っていたが、正直なところは分からない。彼が回復できるようにしてやろうとしているが、ゆっくりと進んでいる」

「ピッチに出て練習できるようになり、体の鋭さが戻り、フィジカル面でハードワークができるようになれば、そこから5週間や6週間と数えられる。今の時点ではまだ彼はその段階にない」

 いずれにしてもベンゲル監督は、現在プレーできる選手のパフォーマンスに集中する姿勢を強調した。26日のプレミアリーグ第18節サウサンプトン戦に0-4で大敗したチームは、28日にはボーンマスをホームに迎える。

「(ウィルシャーが)2月より前に戻ってくることはないだろう。それは間違いない。サウサンプトンで敗れたのはジャックの責任ではないし、いずれにしても彼はボーンマス戦に出場することはできない」

「復帰したときには力になってほしいと思うが、今のところ私はそれよりもボーンマス戦に集中しているよ。より目の前に心配事があり、答えを出したいと思っている。ああいう形で敗れれば疑問を持たれるのが普通だが、次のパフォーマンスで答えを出すしかない」


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