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L・エンリケ、ベティス戦の判定に「審判はミスをするもの」 2015年は10点中9点と評価

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 30日に行われたリーガ・エスパニョーラ第17節の試合で、バルセロナベティスをホームに迎えて4-0の快勝を飾った。ルイス・エンリケ監督は、議論を呼んだ判定について試合後にコメントしている。

 バルサが30分に奪った先制点はベティスDFハイコ・ベスターマンによるオウンゴールだったが、そのプレーにつながったPKの判定には疑問の声が上がっている。GKアントニオ・アダンがパンチングでボールをクリアした際にFWリオネル・メッシを倒したとの判定だった。

 ベティスの抗議も虚しくバルサにはPKが与えられ、FWネイマールがクロスバーに当ててしまったシュートにMFイバン・ラキティッチが詰めてヴェスターマンのオウンゴールを誘った。ベティスのペペ・メル監督は抗議により退席処分となり、その後ゴールを重ねたバルサは快勝で試合を終えた。

 L・エンリケ監督は試合後の会見で、判定について次のように語った。スペインメディアが伝えている。

「審判はミスを犯すものであり、有利になることも不利になることもある。それはプレーの一部だ。ミスはどのチームに対しても、どの審判でも起こる。自分でコントロールできないことに対してエネルギーを浪費するつもりはない」

「最初からあまりスムーズには動きにくい試合で、チャンスも多くはなかった。ベティスの守備のインテンシティーによるものだ。スムーズに戦えずやりにくかったが、意欲の点では最近の数試合と変わってはいなかった」

 昨シーズンの3冠も含めて5つのタイトルを獲得した2015年を総評し、「10点中9点」の点数をつけられるとL・エンリケ監督は語った。

「9点をつけられると思うが、何事も改善は可能だ。私は選手時代には全力を尽くして、いつも満足して戦い終えていた。今はタイトルを勝ち取れるかどうか選手たち次第だが、誇らしく感じているよ」

「良かった瞬間にも悪かった瞬間にもとどまるつもりはない。2015年はもう過去であり、何も興味はないことだ」

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