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勝ち点1獲得に8億円!?プレミアリーグで費用対効果ベスト&ワーストのクラブは?

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 プレミアリーグで首位はレスター・シティ、2位ワトフォード、3位クリスタル・パレス、最下位はチェルシー…??? ちょっと不思議なこの順位表、何を表したものかお分かりだろうか?

 プレミアリーグには現在、豊富な資金を背景として世界中のタレントが集まってくる。だからといって、湯水のように金を使ってばかりもいられない。使った費用に見合うだけの結果が求められるのだ。

 だが、必ずしも金持ちが強いわけではないところが、サッカーの面白いところだ。レスターが首位を争う今季は、その象徴かもしれない。

 イギリス『デイリーメール』は、面白い調査結果を発表した。勝ち点1を獲得するのに、選手の人件費をどれだけ使ったかという費用対効果の順位表である。

 これによると、首位に立つのはやはりレスター。今季の選手人件費はリーグで下から3番目の2750万ポンド(約49億円)ながら、ここまでに勝ち点39を獲得。勝ち点1を獲得するのに、70万5128ポンド(約1億26000万円)かかった計算だという。

 レスターに続くのが総人件費2500万ポンド(約44億5800万円)のワトフォードで、勝ち点1獲得に要した人件費は86万2069ポンド(約1億5400万円)。3位は総人件費3000万ポンド(約53億5000万円)のクリスタル・パレスの96万7742ポンド(約1億7300万円)となっている。

 一方、効率の悪いのがメガリッチクラブだ。リーグの20チーム中で総人件費1億ポンド(約178億円)を越えているのは3チーム。それらビッグクラブであるマンチェスター・シティは16位、マンチェスター・ユナイテッドは18位に沈み、最下位チェルシーは勝ち点1獲得に500万ポンド(約8億9000万円)をかけた計算になるという。

 まあ、そのリッチなプレミアリーグが、必ずしもヨーロッパで強いわけではないのだから、またサッカーは面白くもあるのだが…。

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