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後半戦での巻き返しに意欲を見せるミハイロビッチ 「リーグ戦はまだ長い」

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 ミランは17日、セリエA第20節でフィオレンティーナにホームで2-0と勝利した。シニシャ・ミハイロビッチ監督は、後半戦を良い形でスタートしたことに満足している。

 開始早々にFWカルロス・バッカのゴールで先制し、今季のリーグ戦で常に得点を挙げていたフィオレンティーナをシャットアウトしたミランは、MFケビン・プリンス・ボアテングの追加点で3試合ぶりの勝利を挙げた。

 解任報道が尽きないなかで、上位に快勝したミハイロビッチ監督は、イタリア『メディアセット』で次のように述べている。

「とても満足している。大きな犠牲を払い、注意深い試合ができた。我々は勝利に値したね。常に得点を挙げていたフィオレンティーナを相手にクリーンシートだ」

 ミランのシルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長は前日、ミハイロビッチ監督と現在のチームを信じていると発言したばかりだ。

「チームと会長に感謝したい。偉大な会長は、適切なタイミングで適切な言葉を言えるものだ。デリケートなタイミングで素晴らしい落ち着きをもたらしてくれた」

 ミハイロビッチ監督は、後半戦での巻き返しに意気込んでいる。

「会長を満足させられたが、1試合に勝っただけだ。我々にとって、後半戦がリベンジになることを願っている。ユヴェントスやナポリにはウチ以上のものがあるが、リーグ戦はまだ分からない状態だ。あと18試合が残っている。今夜のように、できるだけ順位を上げようとしなければいけない」

「このチームは信頼を得るに値する。常に努力してきた。結果が出なかったときもね。今はこの勝利を喜び、火曜からエンポリとの難しいアウェーゲームに向けた準備をしよう。チームは成長しているよ。前半戦に我々がやってきたことは、あと5、6ポイントの勝ち点に値したはずだ。我々はメンバーが万全の状態のときがなかった。特にFWがいなかったんだ」

 復帰したボアテングやFWマリオ・バロテッリについては、次のように述べた。

「彼らのことはうれしい。重要な選手たちだ。今日も、調子が良ければ違いをつくれることを見せた」


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