ミランMFアレッシオ・チェルチのジェノア移籍が濃厚になったようだ。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』や『メディアセット』らイタリアメディアが18日に報じた。

　アトレティコ・マドリーでインパクトを残せず、1年前にミランに加入したチェルチ。だが、フィリッポ・インザーギ前監督の下ではあまり出場機会を得られず、今季はシニシャ・ミハイロビッチ監督が一時期レギュラーに起用したが、サポーターが期待する活躍を見せることはできなかった。

　先日からジェノア移籍が報じられていたチェルチだが、保有権を持つカタールの投資グループの許可が出ずに取引が成立していなかった。だがイタリアメディアによると、この許可が出たようだ。ミランとアトレティコはすでに合意していると言われる。

　報道によると、チェルチは19日にジェノアのメディカルチェックを受け、そのままサインする見とおし。ミランではわずか1ゴールしか決められなかったチェルチは、16位と苦しむジェノアの救世主となれるのだろうか。

　一方で、チェルチが去ることで、ミランが補強に動くかどうかも注目される。モナコが買い取らないことを決めたFWステファン・エル・シャーラウィを復帰させるのか、アヤックスFWアンワル・エル・ガジへの関心も噂されるミランの動向も気になるところだ。

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