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ミハイロビッチ:「ダービーはエレベーター。勝った者は上がり負けた者は下がる」

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 ミランは31日、セリエA第22節のインテルとのダービーマッチに臨む。シニシャ・ミハイロビッチ監督は、今後の上位浮上に向けて大きな鍵を握る一戦だと位置づけているようだ。

 前節終了時点で6位のミランと、4位インテルとの差は8ポイント。5位ローマが30日の試合に勝利したこともあり、来シーズンの目標をチャンピオンズリーグ(CL)出場とヨーロッパリーグ出場のどちらに設定するとしても、ミランにとっては勝ち点3の獲得が求められる試合となる。

 試合前日のミハイロビッチ監督のコメントを、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えた。

「ダービーは非常に重要な試合だよ。順位のためだけではなくてね。我々にとっては上位を狙う上での最後のチャンスではあるが、CLを意識するのではなく、1試合ずつ考えていこう」

「我々にインテルを倒すのに必要な力があることは分かっている。順位はインテルが大幅に上だが、明日勝てば差を縮めて再び士気を高めることができる。勝つつもりで戦うが、勝てなかったとすれば負けないことが大事だ」

 第3節に行われた前回のダービーマッチは0-1で敗れたが、現在の調子ではミランに分があると指揮官は主張する。

「インテルの順位は羨ましいが、彼らは調子を落としており、最近5試合で勝ち点5しか獲得できていない。エレベーターのようなダービーだよ。勝った者は上がり、負けた者は下がるんだ」

「ともかく我々は、数カ月前よりも強くなっている。最近17試合のうち2試合しか敗れていないんだからね」

 ミハイロビッチ監督が昨季までサンプドリアで指導したFWエデルはインテルへの移籍が決定し、ダービーマッチで早速起用されることになりそうだ。

「非常に重要な選手だ。前線であらゆるポジションをこなすことができるし、インテルにとって大きな補強だよ。到着を月曜日まで遅らせてくれても良かったがね」

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