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「対等な笛だったとは思わない」、ファン・ハールはレフェリーに苦言も

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[2.7 プレミアリーグ第25節 チェルシー1-1マンチェスター・U]

 プレミアリーグは7日に第25節2日目を行った。マンチェスター・ユナイテッドは敵地でチェルシーと対戦。先制するも、後半アディショナルタイム1分の失点で1-1で引き分けた。

 試合後、クラブ公式サイトがルイス・ファン・ハール監督のコメントを伝えている。指揮官は「ラスト15分までは素晴らしいプレーをしていたと思う。しかしラスト15分はあるべき形で攻撃できず、ボールをキープできなかった。失点は不運だ。勝利を得られなかったことが信じられない」と肩を落とした。2016年初の連勝はならずに、勝ち点1を手にするに留まった。

「先制点を挙げた後に追加点も取れたかもしれない。しかし、我々は勝利を得られなかった。チェルシーのようなファンタスティックなチームと対戦する場合は、自分たちの力で勝利を勝ち取らなくてはいけない」

 また指揮官はレフェリーに対して苦言を呈している。「すべてのファウルがFKに繋がる類だったとは思わなかったが、今日の主審は試合終盤に相手に何本もFKを与えた。後半ATも6分を越えていたのに、チェルシーにCKを続けさせた。我々は相手にスペースを多く与えてしまい、彼は笛を吹いた。前半にも同じような判定があったので覚えているかもしれないが、それはあり得ない。2チームに対等な判定だったとは思わない」と言い切っている。

 なお、この日の試合では前半終了間際のアディショナルタイム1分にDFジョン・テリーのボレーシュートがDFダレイ・ブリントの腕に当たったかに見えたが、笛が鳴らないシーンもあり、試合後にチェルシーのフース・ヒディンク監督も「あの場面は明らかにPKだった」とレフェリーに対して苦言を呈していた。

 ファン・ハール監督は「3位や2位、1位を狙うのなら試合に勝つ必要がある。すでに勝ち点差は以前よりも広がってしまっているので良い状況ではない。激しくプレーをして、チェルシーに対抗しなければいけなかった。もちろん、選手たちにはラスト15分までは素晴らしいパフォーマンスだったと言うべきだ。実際そう伝えた。しかし、自分たちで結果を残さなければいけない。今日のような形になったのは今回が初めてではない」と険しい表情で語った。

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