[2.14 リーガ・エスパニョーラ第24節 バルセロナ6-1セルタ]

　リーガ・エスパニョーラは14日に第24節を行った。バルセロナは本拠地カンプ・ノウにセルタを迎え、FWルイス・スアレスのハットトリックなどで6-1と大勝した。

　圧巻のゴールショーはエースの左足から幕を開けた。バルセロナは前半28分、ゴール正面約25mの位置でFKを獲得すると、FWリオネル・メッシが左足を振り抜く。鮮やかなカーブを描いたボールが壁を越えてゴール右隅に突き刺さり、バルセロナが先制する。しかし、39分にDFジョルディ・アルバがFWヨン・グイデッティをPA内で倒してしまい、PKを献上。これをグイデッティにしっかり決められ、1-1で前半を折り返した。

　バルセロナは後半開始2分にFWネイマールがPA左で仕掛けて突破し、中央に折り返すもスアレスのダイレクトシュートは右ポストに嫌われる。それでも14分、メッシの絶妙なチップキックパスに反応したスアレスがPA中央から右足ダイレクトで押し込み、2-1と勝ち越す。16分にはDFアレイクス・ビダルとMFイバン・ラキティッチを投入し、さらに攻勢を強めた。

　すると後半30分、メッシの中央突破からPA内でパスを受けたネイマールがGKをかわして左の角度のないところから中央へ折り返し、スアレスが無人のゴールに押し込む。さらに35分、PA右でメッシがDFホニー・カストロに倒されてPKのチャンスを得ると、メッシが意表を突いたトリックプレーでボールを軽く右横に蹴り出し、勢いよく走り込んできたスアレスが右足で難なく押し込み、4-1。スアレスは今季5回目のハットトリック達成となった。

　まだまだゴールを狙い続けるバルセロナは後半39分、スアレスの左クロスから途中出場のラキティッチが右足で押し込み、リードを広げると後半アディショナルタイム1分にはスアレスの右クロスをPA左で受けたネイマールがGKをあざ笑うかのようなループシュートを決め、6-1で勝利。バルセロナは無敗記録を30試合に伸ばし、リーグ戦6連勝を飾った。

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●リーガ・エスパニョーラ2015-16特集