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ヒディンク、去就発言のアザールに苦言 「コンディションを取り戻すのが先」

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 チェルシーのフース・ヒディンク監督がMFエデン・アザールに対し、去就について話す前にコンディションを取り戻すことに集中すべきだと苦言を呈した。

 昨季のプレミアリーグの年間最優秀選手であるアザールだが、今季はチームとともにスランプに陥った。だが、レアル・マドリーパリSGといったクラブへの移籍の噂は絶えない。

 16日のチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦ファーストレグでPSGと対戦するアザールは、フランス『パリジャン』のインタビューで、CL優勝が最優先目標と発言。「パリSGにノーと言うのは難しい」「来季どこにいるかは分からない」と述べている。

 ヒディンク監督は15日の会見で、アザールについて次のように語った。『ガーディアン』や『インデペンデント』など、イギリスメディアが伝えている。

「彼はチェルシーとの契約を延長したはずだがね。だが何より、彼はまずフィットしなければいけない。自分がトッププレーヤーであり、トップクラブであるチェルシーにとって大きな価値を持つ選手になれると示さなければいけない」

「近いうちに、ここに来る人やここから出ていく人についてもっと騒がれるようになるだろう。だが、私はそれに首を突っ込まない」

 一方で、ヒディンク監督はリーグとしてプレミアリーグがリーグアンより魅力的なはずだとの見解も示している。

「パリSGはCL制覇という大きな目標を持っている。一歩ずつ、彼らは評価を高めてきた。欧州最高のチームの一つになることに真剣だ。だから、その挑戦は理解できる」

「だが、リーグが違う。フランスも悪いリーグではないが、パリSGは(2位に)たしか勝ち点24差をつけているはずだ。私は、最高のビッグネームというのは、常に最大級のリーグを望むと思う。それはプレミアリーグであり、リーガエスパニョーラであり、ブンデスリーガだ」

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