[2.17 リーガ・エスパニョーラ第16節延期分 ヒホン 1-3 バルセロナ]

　リーガ・エスパニョーラ第16節延期分が17日行われ、16位のスポルティング・ヒホンのホームに乗り込んだ首位のバルセロナが3-1の勝利を収め、公式戦の無敗記録を31、リーグ戦の連勝を7に伸ばした。

　序盤から主導権を握るバルセロナは前半21分、FWネイマールのスルーパスから抜け出したFWルイス・スアレスがGKとの1対1を迎えるが、左足で放ったシュートは距離を詰めたGKイバン・クエージャルに阻まれてしまう。

　しかし前半25分、エースの左足がゴールをこじ開ける。PA外でボールを受けたFWリオネル・メッシが、立ちはだかった相手DF2人をワンフェイントでかわしてシュートコースを生み出すと左足を一閃。低い弾道のシュートはゴールネットに突き刺さり、バルセロナが先制に成功した。この得点はメッシにとってリーガ通算300ゴール目となった。

　直後の前半27分にはヒホンが鮮やかなカウンターを発動させ、最後はFWカルロス・カストロが押し込んで同点に。だが同31分、スアレスの落としに走り込んだメッシが華麗な左足アウトサイドでネットを揺らし、再びバルセロナがリードを奪う。同33分には左サイドでボールを受けたネイマールが、狙いすましたコントロールショットでゴールを脅かしたものの、シュートはポストに阻まれて追加点とはいかなかった。

　2-1とバルセロナがリードしたまま後半を迎えると、後半16分にPA内でネイマールがクエージャルに倒されてPKを獲得。これをスアレスが狙うが、ゴール左を狙ったシュートはクエージャルにストップされてしまった。だが同22分、PA内でボールを受けたスアレスが寄せてきた相手DFをかわすと、左足で鮮やかにネットを揺らしてリードを2点差に広げる。

　その後も攻撃の手を緩めないバルセロナだったが、追加点は生まれず。しかし、ヒホンにもゴールを許さずに3-1の勝利を収めた。勝ち点3を上積みしたバルセロナは2位アトレティコ・マドリーとの勝ち点差を6、3位レアル・マドリーとの勝ち点差を7に広げている。

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●リーガ・エスパニョーラ2015-16特集