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デ・ヘア負傷でEL急遽出場…舞台裏語るロメロ「開始まで5分しかなかった…」

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 マンチェスター・ユナイテッドのGKセルヒオ・ロメロが、18日のヨーロッパリーグ(EL)ミッティラン戦直前にGKダビド・デ・ヘアが負傷し、急遽出場することになった舞台裏を語った。クラブ公式サイトが伝えている。

 ロメロは今季サンプドリアから加入し、デ・ヘアがレアル・マドリー移籍問題で揺れる中、プレミアリーグ開幕から4試合連続で出場したが、デ・ヘアの残留が決まった後からは出場機会が激減していた。ミッティラン戦も試合前にデ・ヘアのウォーミングアップを手伝っていた。しかし、デ・ヘアが怪我をしてしまい、急遽ロメロが出場することとなった。

 1週間前の出来事を振り返るロメロは、「幸運にも冷静だった。僕は常に準備を整えて、出番を待っていないといけないからね。彼が怪我した後は、試合開始まで5分しかなくて、きちんとしたアップをする時間もなかった。ただ、僕のパフォーマンスはメンタル面が大きく左右する。リラックスして考えられて、フィーリングさえ良ければ問題ない。30分間準備していたから、ウォームアップしなくてもプレーできた」と、冷静に乗り越えたようだ。

 試合はユナイテッドが先制し、ロメロがスーパーセーブでチームのピンチを何度となく救った。しかし、チームは前半終了間際に同点を許すと、後半32分に逆転ゴールを決められ、1-2で第1戦を落とした。「もっと自分のセーブでチームを助けたかった。なんとかリードした状態でホームでの第2戦を迎えられれば良かった。残念なことにアウェーでポジティブな結果を残せなかったから、セーブはあまり意味をなさなかったよ」と、自身の活躍が結果に結びつかなかったことを悔やんだ。

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