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ファン・ハール、一躍救世主となった18歳FWを称賛「素晴らしい!」

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[2.25 EL決勝T1回戦第2戦 マンチェスター・U 5-1 ミッティラン]

 マンチェスター・ユナイテッドの新星をルイス・ファン・ハール監督が「素晴らしかった」と称賛している。クラブ公式サイトが伝えた。

 ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦でミッティラン(デンマーク)と対戦したユナイテッドは、18日に行われた敵地での第1戦で1-2と痛恨の逆転負けを喫し、ホームで第2戦を迎えた。逆転へ意気込むユナイテッドだったが、試合前にアクシデント発生。第1戦のGKダビド・デ・ヘアに続いて、ウォーミングアップ中にFWアントニー・マルシャルが負傷してしまい、セカンドチームに所属する18歳FWマーカス・ラッシュフォードを急遽起用することとなった。

 1-1と追いついて迎えた後半19分、右サイドから入れたボールをMFフアン・マタが残してマイナスに折り返すと、ラッシュフォードが右足ダイレクトで押し込み、2-1。さらに30分にはPA右からギジェルモ・バレラが上げたクロスをファーサイドにフリーで飛び込んだラッシュフォードが右足で合わせ、2試合合計でも4-3と逆転に成功する。その後、ユナイテッドは終盤に2得点を加え、5-1で勝利。2試合合計6-3として決勝トーナメント2回戦進出を決めた。

 一躍救世主となった18歳新星にファン・ハール監督も拍手を送る。「前半はピッチ中を走り過ぎていた。ストライカーはゴールの幅で動き回らなければいけないと思っていて、彼にはハーフタイムにそう指示を出した。その結果、2点を決めてくれたのだから、素晴らしい!」と称賛。「マルシャルが試合開始直前に負傷した時点で今日のような結果になるなんて、信じられないことだ。多くの若い選手が素晴らしい活躍を見せ、快勝できた」と勝利の立役者に感謝した。

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