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チェルシー、4連勝ならず…終盤の同点被弾で逃げ切り失敗

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[3.5 プレミアリーグ第29節 チェルシー1-1ストーク・シティ]

 プレミアリーグは5日に第29節を行った。チェルシーはホームでストーク・シティと対戦。前半39分にMFベルトラン・トラオレの今季2点目で先制するも、終了間際に追いつかれ、1-1の引き分けに終わった。

 前節ノリッジ戦で今季初の3連勝を飾ったチェルシーは、9日にチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝トーナメント1回戦の第2戦パリSG戦を控えているため、軽傷を抱えるFWジエゴ・コスタやDFジョン・テリー、FWペドロ・ロドリゲスがメンバー外。1トップの位置にはトラオレが起用された。

 序盤からストークがチャンスを作っていくがGKティボー・クルトワの好セーブでなかなかゴールネットを揺らすことができない。すると、流れを掴み切れなかったチェルシーが均衡を破る。前半39分、敵陣中央でMFネマニャ・マティッチがボールを奪って、トラオレに縦パスを入れる。トラオレは鋭い反転から素早く左足を振り抜き、ゴール左隅に突き刺して先制に成功した。

 反撃に出るストークは後半14分に決定機。PA手前で前を向いたMFジェルダン・シャキリが左に持ち出して強烈なシュートを放つ。しかし、枠の右を捉えてたシュートはGKクルトワの横っ飛びセーブに阻まれてしまう。それでも終了間際の41分、右サイドでシャキリが上げたクロスは、GKクルトワに弾き出されたが、このクリアボールをゴール前のFWマメ・ディウフが頭で押し込み、土壇場で追いつく。

 防戦一方となったチェルシーは、試合終了間際にもあわや逆転というピンチを招くも、GKクルトワのビッグセーブで凌ぎ、試合は1-1のまま終了。チェルシーの連勝記録は3でストップしたが、無敗記録は13(6勝7分)と継続している。

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