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サンダーランド、ジョンソンの淫行問題でCEOが辞任

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 元イングランド代表MFアダム・ジョンソンが淫行で有罪となったのを受け、サンダーランドのマーガレット・バーンCEOが辞任した。クラブが8日に発表している。

 ジョンソンは2015年、当時15歳の未成年との淫行で逮捕された。クラブは当初、ジョンソンを停止処分としたが、約2週間後に復帰させ、ジョンソンはプレーを続けた。だが、ジョンソンが今年2月、性的な目的で少女を誘ったことを認めたことを受け、サンダーランドは選手を解雇している。

 ジョンソンは裁判で、少女と連絡を取り、キスをしていたことをクラブは知っていたと証言したが、クラブはこれを否定していた。

 サンダーランドは声明で、バーン氏が「常にクラブにとって最善の利益のために動いていた」としつつ、「内部調査を通じてバーン氏の対応が間違いであったことが明白になった」と発表した。

 クラブはまた、「まずは何よりもジョンソン氏とその卑劣な行為によって、だが彼らが応援するクラブによっても、若きファンとそのご家族が非常に失望させられたことを認識している。我々は本当に申し訳なく思っている」と、少女と家族に謝罪している。

 そのうえで、サンダーランドは「ジョンソン氏はクラブに嘘をついた。彼はファンにも嘘をついた。彼らにはそれによって苦しめられたと感じる権利がある。教訓から学び、クラブとファンがここから団結して前進できることを願う」と締めくくった。

 ジョンソンは起訴されていた1件について裁判で有罪判決となっており、10年の禁固に処される可能性がある。

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