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シティ、9戦白星なしの降格圏ノリッジに苦戦…痛恨のスコアレスドローに

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[3.12 プレミアリーグ第30節 ノリッジ0-0マンチェスター・C]

 プレミアリーグは12日に第30節を行った。4位のマンチェスター・シティは敵地で降格圏に沈む18位のノリッジと対戦し、0-0で引き分けた。

 15日にチャンピオンズリーグのディナモ・キエフ戦を控えているシティ。MFヤヤ・トゥレが踵の負傷で欠場し、ボランチにはMFフェルナンドとMFフェルナンジーニョを起用した。また、トップにFWウィルフリード・ボニーが入り、FWセルヒオ・アグエロと2トップを組んだ。

 当然のようにシティがボールを支配するが最後の精度を欠き、ゴールネットを揺らすことができない。前半10分、ゴール正面からのFKをアグエロが直接狙う。壁を越えて鋭く落ちたボールはGKジョン・ルーディに弾き出される。29分にはアグエロがPA内右まで持ち込み、右足シュートを放ったが、これもGKルーディに好セーブに阻まれた。

 ノリッジも前半終盤にシュートまで持ち込む場面が多くなる。前半39分、後方からの浮き球パスをFWパトリック・バンフォードがPA手前から左足ボレー。意表を突いたシュートはクロスバーを叩き、前半最大のチャンスを逃した。アディショナルタイム2分には右から切れ込んだMFマシュー・ジャービスが左足シュートを放ったが、わずかにゴール左に外れ、前半はスコアレスで折り返した。

 シティは攻撃に変化をつけられるトゥレの不在が影響してか、単調な攻撃が続く。後半13分にはボールに絡む機会が少なかったボニーを下げて、MFラヒーム・スターリングを投入。32分にも19歳のFWケレチ・イヘアナチョを入れたが、9試合白星なし(1分8敗)のノリッジの堅い守備を崩すことができず、シティは痛恨のスコアレスドローに終わった。

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