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ファン・ハールを擁護するフェライニ「選手が監督のプランを尊重できなかった」

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 マンチェスター・ユナイテッドMFマルアン・フェライニは、リバプールに敗れた試合では選手がルイス・ファン・ハール監督のゲームプランを遂行できなかったとして、監督ではなく選手を責めるべきだと主張している。

 10日に行われたヨーロッパリーグ決勝トーナメント2回戦ファーストレグのリバプール戦に、ユナイテッドはアウェーで0-2の敗戦を喫した。ファン・ハール監督やチームに対してはメディアやクラブOBなどから手厳しい批判が集中している。

 フェライニは試合を振り返り、次のように語っている。イギリスメディアが伝えた。

「前半には良いプレスがかけられなかった。後半はかなり良くなって、よりボールが持てたと思う。でも前半には、監督のゲームプランを十分に尊重することができなかった。だから多くのチャンスを許してしまった」

「試合前のプランは、最初からプレスをかけるというものだった。前半を通してそれがうまくやれず、後半には変化を加えて良くなったんだ」

 元ユナイテッドのポール・スコールズ氏は、現在のチームには真のリーダーが欠けていると指摘したが、必ずしもそれが問題ではないとフェライニは答えている。

「リーダーがどうこうということではないと思う。僕ら全員がもっとうまくやらなければいけない。選手全員がリーダーにならなければいけないんだ」

「リバプール戦の前半の僕らは十分に準備ができていなかった。でも今はリバプール戦のことは忘れて、次の試合に集中するべきだよ」

 次の試合は13日、FA杯4強進出を懸けた準々決勝ウエスト・ハム戦だ。

「もともとビッグゲームだったけど、今はさらに大きなものになった。僕らにとってすごく重要な試合だし、今シーズンの行方を左右する重要な1週間だ」

「集中して臨むことができると思う。オールド・トラフォードでの試合なんだから勝たなければならないよ。今のウェスト・ハムは好調で、自信にあふれているだろうから注意が必要だ。でもホームだから準備はできるはずだよ」

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