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存在感を失ったC・ロナウド…ラス・パルマス戦のボールタッチ数は過去最低の28回

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 13日のリーガ・エスパニョーラ第29節、敵地エスタディオ・デ・グラン・カナリアでのラス・パルマス戦に苦しみながらも2-1で勝利したレアル・マドリーだが、エースのFWクリスティアーノ・ロナウドにとってはリーガで最も存在感を失った試合だった。スペイン『アス』が報じている。

 ラス・パルマスに主導権を奪われるなど苦戦を強いられたマドリーだが、フル出場のC・ロナウドは前線で孤立していた。同選手のこの試合のボールタッチ数は、わずか28回。これは2009年夏のマドリー加入後、45分以上出場したリーガの試合においては、最も少ない数字となっている。

 28回のボールタッチ数は、今季ここまでの試合と比べても異常なほど少ない。ラス・パルマス戦以前でC・ロナウドのタッチ数が最も少なかったのは、リーガ第25節マラガ戦(1-1)の27回。それに続くのは第13節エイバル戦(2-0)、第16節ラージョ戦(10-2)の38回、第27節グラナダ戦(2-1)の41回となっている。

 一方、チャンピオンズリーグ(CL)の試合も含めた場合には、ラス・パルマス戦よりもボールタッチ数の少ない一戦が存在。同大会優勝を果たした2013-14シーズンの準決勝ファーストレグ、バイエルン戦(1-0)である。C・ロナウドはその試合でわずか16回しかボールに触れず、73分に交代していた。

 また、C・ロナウドがマンチェスター・ユナイテッド時代にプレーしたプレミアリーグ、CLの試合においても、ラス・パルマス戦のボールタッチ数を下回る数字は見当たらない。ユナイテッドでの最低記録は2006年11月に行われたエバートン戦で、68分間出場してタッチ数は34回だった。


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