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700試合出場のテリー、ファンへの思いを語る「僕を忘れてほしくない」

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 チェルシーDFジョン・テリーが、長年プレーしてきたクラブへの思いを語った。クラブ公式サイトでのコメントをイギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

 負傷で戦列を離れていたテリーは、12日のFA杯準々決勝、エバートン戦で交代出場して復帰し、チェルシーでの公式戦700試合出場を達成した。795試合のロン・ハリス、729試合のピーター・ボネッティに次ぐ、クラブ史上3人目の大台到達だ。一方で、クラブ側は契約を延長しない方針を明かしており、今季限りでの退団が濃厚になっている。

 テリーは648試合に出場したフランク・ランパードとともに、上位2人の記録を目指していたと振り返った。さらにファンへの思いも語っている。

「ロン・ハリスとピーター・ボネッティと同じレベルに到達したことは、本当に素晴らしい。2人はチェルシーのレジェンドだからね。信じられないことだし、誇りに思う。僕とランパードは、2人に追い付きたいと話しながらプレーしてきた。プレーし続け、コンディションを維持するために、自己管理をしてきたよ。途中で多くの選手たちを抜いてきたんだ」

「来季が来ても、僕たちのことを忘れてほしくない。誰もが望むことだけれど、僕は本当に忘れてほしくないし、そうなるとは思っていない」

 テリーはキャリア初期にレンタル移籍した時期を除き、チェルシー一筋でプレーして多くのタイトルを獲得した。そのことを振り返るとともに、残りのシーズンで公式戦出場を増やしていきたいと語る。

「1つのクラブでプレーし続けて、多くのタイトルを獲得することができる選手が、そう多くいるわけではない。現代では本当に、まれなことだ。成し遂げてきたことを喜んでいるよ。そして701、702試合と、できる限り進んでいきたいね」

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