バルセロナのFWリオネル・メッシは17日、中国の通信機器メーカー「ファーウェイ」のイベントに出演し、今後への意気込みなどを語った。スペイン『マルカ』が報じている。

　リーガ・エスパニョーラで29試合を終えて、2位アトレティコ・マドリーと勝ち点8差で首位を走るバルセロナ。すでのコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)では決勝進出を決め、16日に行われたチャンピオンズリーグではアーセナルを下し、8強入りを決めている。メッシは、「どのタイトル争いにも参加できている。僕たちは自分たちのプレーに集中しているよ。3冠?1試合ずつ集中して戦っていくだけさ。僕らの目標は全てのタイトルを獲ることだからね」と、シーズン終盤に向けて意気込んだ。

　公式戦38試合無敗のバルセロナは、今季もメッシとFWネイマール、FWルイス・スアレスによる“MSN”トリオが圧倒的な得点力を発揮。今季ここまで3人で公式戦105ゴールをマークしている。「バルセロナは決して前線の3人だけのチームじゃないよ。成功の秘訣は良い関係性だ。前線の3人だけでなく、ロッカールーム以外でも良い関係を築き、お互いを尊重することが成功の基盤だよ」と明かした。

　また、アルゼンチン代表のメッシはシーズン終了後にはコパ・アメリカを控えている。前回大会では、決勝まで進みながらもPK戦の末にチリ代表に敗れ、93年大会以来の優勝を逃していた。「僕のゴールは常に全ての試合で勝つことだ。バルセロナでもアルゼンチン代表だ。今年のコパ・アメリカは素晴らしいチャンスだ」と、代表としてのタイトル獲得へも意欲を見せた。

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