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バルサ、2点差逃げ切れず…ビジャレアルとドローで連勝は12でストップ

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[3.20 リーガ・エスパニョーラ第30節 ビジャレアル 2-2 バルセロナ]

 リーガ・エスパニョーラ第30節3日目が20日行われ、首位を快走するバルセロナビジャレアルのホームに乗り込んだ。前半20分にMFイバン・ラキティッチ、同41分にFWネイマールのゴールで前半で2点のリードを奪ったバルセロナだが、後半に2点を返されて試合は2-2の引き分けに終わった。

 リーガ12連勝、公式戦38試合無敗中のバルセロナだが、試合開始早々に危機を迎える。前半1分、左サイドを駆け上がったFWセドリック・バカンブのクロスをMFマヌエル・トリゲロスに合わせられるがボールはポストを叩き、さらに同7分には至近距離からバカンブにゴールを脅かされるも距離を詰めたGKクラウディオ・ブラーボがストップして失点を免れた。

 すると前半20分にバルセロナが先制に成功する。ゴール前で得たFKをFWリオネル・メッシが蹴り出すと、FWルイス・スアレスが競ったこぼれ球に反応したラキティッチが左足で蹴り込んでスコアを1-0とした。さらに同40分にはメッシのスルーパスからPA内に進入したネイマールがGKセルヒオ・アセンホのファウルを誘ってPKを獲得。これをネイマール自身が落ち着いてチップキックで沈めて、リードを2点差に広げた。

 2-0とバルセロナがリードしたまま後半を迎えると、ビジャレアルが猛反撃に出る。まずは前半12分、左サイドから中央に持ち込んだMFブルーノ・ソリアーノのパスを受けたMFデニス・スアレスのシュートはC・ブラーボに弾かれたものの、こぼれ球をバカンブが蹴り込んで1点差に詰め寄る。さらに同17分にはD・スアレスが蹴り出したCKがDFジェレミー・マテューのオウンゴールを誘い、一気に試合を振り出しに戻した。

 その後、両チームともに勝ち越しゴールを狙ったが、スコアは動かずに試合は2-2の引き分けに終わった。公式戦の無敗記録を39に伸ばしたバルセロナだが、リーグ戦の連勝は12でストップした。


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