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ダービー敗戦で判定に不満のトリノ、アッレグリは勝利に満足

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 トリノは納得していない。だが、ユベントスマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、判定への不満を言うべきではないと述べた。

 20日のセリエA第30節、トリノ対ユベントスのトリノダービーは、4-1でアウェーのユーベが勝利した。だが、トリノは決まれば同点だったFWマキシ・ロペスのゴールが不当なオフサイドの判定で取り消されたと主張している。また、DFレオナルド・ボヌッチやDFアレックス・サンドロに2枚目のイエローカードが出なかったことにも不満のようだ。

 トリノのジャンピエロ・ベントゥーラ監督は試合後、次のように述べている。イタリアメディアがコメントを伝えた。

「我々は(ニコラ・)リッツォーリ主審をとてもリスペクトしている。私は彼が世界最高の審判と思っているよ。だが、我々はまったく正当なゴールを取り消され、アレックス・サンドロや(レオナルド・)ボヌッチが退場にならなかった。どうしてこうなったのか、私は納得できないよ。このような敗戦を受け入れるのは難しい。審判はたくさんいるのに、どうしてこういうミスがあるのだろうか」

「60分の時点で我々は2-2とし、数的優位に立っていたはずだった。どうしてあんなミスがあるのだろうか。このようにダービーで負けるのは痛手だ。こういう試合でコメントするのは難しい」

 一方で、アッレグリ監督は次のように述べるにとどまった。

「私は審判について話してこなかった。チャンピオンズリーグ(CL)でもそうだった。チームは前半も後半も素晴らしい試合をしたよ。一方でトリノが良かったのは後半だけだったと思う」

「ダービーでの勝利は常に素晴らしいものだ。CLでの痛手があって、簡単ではなかった。道のりはまだ長い。だが、とにかく素晴らしい勝利を喜ぼう。選手たちはこの勝利に値した。CL敗退をとてもうまくコントロールできたね。」

 途中交代したFWパウロ・ディバラのコンディションが心配される。

「ディバラは打撲を受け、屈筋が硬直したんだ。彼のテクニックがあると、我々はよりうまくボールをコントロールできる。彼は交代するまでとてもうまくやっていた。モラタと交代して、彼もまたとてもうまくやったね」

 ユーベはGKジャンルイジ・ブッフォンが連続無失点記録を更新した。

「ジジと我々にとって、最初の4分で失点しないことは大事だった。彼はこの記録に値する。特に彼のキャリアを考えればね。素晴らしいGKであり、素晴らしい人なんだ」

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