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ベンテケが不満吐露「クロップ監督が来てラッキーという奴もいたけど…」

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 リバプールに所属するFWクリスティアン・ベンテケが不満を口にした。ベルギー『Sport/Voetbalmagazine』で語った内容を英『BBC』が伝えている。

 ユルゲン・クロップ監督の就任後、出場時間の減少しているベンテケ。直近16試合で先発したのは5試合のみ。最後に先発したのは1月2日のウエスト・ハム戦となっており、以降は約3か月もベンチスタートが続いている。

 ベンテケは「1月の時点ではこのチームを去りたくなかった。そして今もリバプールで成功したいという気持ちがある」と言いつつも、「シーズン終了後にどうなるか見てみようじゃないか」と含みを持たせた。

 クロップ監督がドルトムントを率いている当時には、ベンテケへの興味が取り沙汰されたこともあった。しかし蓋を開けてみれば、なかなか起用されない現実が待っていたのだ。

 25歳のFWは「チームメイトの中には、クロップ監督が来てくれてラッキーだねと言うやつもいた。彼は僕を使うだろうからって理由でさ」と明かすと、「ある監督がその選手をドルトムントに連れて行きたいと発言した少し後、同じクラブになったにもかかわらず無視される。これはまったく理解できない」と嘆いた。

 なお、クロップ監督は20日に行われたサウサンプトン戦に2-3で敗れた後、不満を溜め込んでいるベンテケについて「少し話をした。他にはなにもないよ」と言うに留めている。

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