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UEFA、EUROの無観客試合開催を否定 「すべての方策が取られると確信」

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 ベルギーで起きた連続テロ事件を受け、今年の夏にフランスで開催されるEURO2016への影響が懸念される状況となったが、UEFAは同大会の試合を無観客で開催する予定はないと主張している。

 UEFAのジャンカルロ・アベーテ副会長は、22日に起きたテロの後、EUROの大会中止や日程変更の可能性は否定しながらも「無観客試合になるリスクは存在する」とメディアに話していた。

 だが副会長の見解に反し、UEFAは次のように声明を出したとして各国メディアが伝えている。

「安全で楽しいEUROのために、あらゆるセキュリティー方策が取られることになると我々は確信している。したがって、試合を無観客で開催するプランはない」

「しかし一方で、我々は危機的な状況における緊急時の対応計画や複数のシナリオにも取り組んでいる。選手やファンなど、すべての参加者の安全を非常に真剣に捉えているためだ」

 EURO2016は6月10日から7月10日までフランスでの開催が予定されている。開幕戦や決勝などの会場となるスタッド・ドゥ・フランスも、昨年11月にパリで起きた同時多発テロの標的の一つとされた場所だった。
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