[4.2 プレミアリーグ第32節 アーセナル4-0ワトフォード]

　プレミアリーグは2日、第32節を行った。アーセナルはホームでワトフォードと対戦。開始4分にFWアレクシス・サンチェスのゴールで先制したアーセナルが終始ゲームをコントロールし、4-0で完勝した。

　アーセナルは前節エバートン戦とまったく同じ11人を送り出し、負傷していたGKペトル・チェフがベンチ入りした。立ち上がりからアーセナルが攻め込むと開始4分に試合を動かす。FWダニー・ウェルベックが左からふわっとしたボールを入れ、サンチェスがヘディングシュート。GKエウレーリョ・ゴメスが弾いたボールをサンチェスが左足で押し込み、幸先よく先制した。

　さらに勢いを増すアーセナルの攻撃。前半14分、PA内左の深い位置からウェルベックが後方に落とし、FWアレックス・イウォビが右足を振り抜く。これはGKゴメスのファインセーブに遭ったが、38分に右のサンチェスの折り返しを、ウェルベックがニアに相手を引きつけて空いたスペースに飛び込んだイウォビが右足で流し込み、2-0で前半を終えた。

　前半はボール支配率70%だったアーセナルは後半3分、サンチェスが右から上げたクロスはクリアされるが、これに反応したDFエクトル・ベジェリンが左足ダイレクトシュート。MFベン・ワトソンに当たってコースが変わり、ゴールに吸い込まれた。5分にはサンチェスの縦パスをPA内右で受けたイウォビが細かいタッチからシュートコースを作り左足を振り抜くもクロスバーを叩いた。

　その後はワトフォードの反撃を受ける場面もあったが、アーセナルらしい攻撃を随所で見せ、後半45分にはFWジョエル・キャンベルの左からの折り返しをFWセオ・ウォルコットが左足で押し込み、4-0。アーセナルが完勝し、リーグ戦2連勝を飾った。

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