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本田の起用法は?ミラン新監督が戦術構想に言及

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 新監督の言葉を聞く限り、ミランMF本田圭佑が勝負する仕事場は、トップ下か右ウィングということになりそうだ。クリスティアン・ブロッキ新監督が13日の会見で、戦術構想に言及した。

 ミランはシニシャ・ミハイロビッチ前監督を解任し、ブロッキ新監督を下部組織から昇格させた。シルビオ・ベルルスコーニ名誉会長が、ミハイロビッチ氏によるプレーに満足していなかったことが大きな要因だ。

 裏返せば、ブロッキ監督はベルルスコーニ氏が好むスタイルを用いる指揮官ということだ。地元メディアは、4-3-1-2や4-3-3が基本布陣になると予想している。実際、ブロッキ監督は就任会見で次のように述べた。イタリアメディアが伝えている。

「私は常に4バックと3枚の中盤で戦ってきた。前線の3人については、いろいろな可能性がある。トップ下を使ったプレーが好きだ」

 前任者も4-3-1-2は採用した。シーズン序盤戦のことだ。本田やMFジャコモ・ボナベントゥーラがトップ下を務めたが、チームは結果を出せず、ミハイロビッチ氏はシステムを変更した。だが、ブロッキ監督は次のように述べている。

「私はこのシステム(4-3-1-2)か、2選手が両サイドに広がる形が好きだ。ボナベントゥーラと本田には、それぞれトップ下をやるだけの適切な特長が備わっている。彼らがいかにその役割を解釈するかによるね」

 現役時代に影響を受けた指揮官を問われ、チェーザレ・プランデッリ氏とカルロ・アンチェロッティ氏の名前を挙げたブロッキ監督は、ミランのクオリティーは決して低くないと強調している。

「私は、チームは良いレベルにあると思う。選手たちに自信を取り戻させたい。本来の力を発揮できていない選手たちがいるからだ。それはミハイロビッチのせいではない。だが、彼らはもっと自分たちの力を信じ、団結したグループとして仕事をしなければいけない」

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