beacon

優勝争いはフェアに! レスターファンの主審をトッテナム戦担当から除外

このエントリーをはてなブックマークに追加

 プレミアリーグ優勝が目前に迫りつつあるレスター・シティの快進撃に、リーグ側も通常以上に慎重な対処を取らざるを得なくなったようだ。レスターファンであるという主審が、タイトルを争うトッテナムの試合の担当から外された。

 日本代表FW岡崎慎司も所属するレスターはシーズン終盤を迎えても勢いを止めず、いよいよタイトル獲得に手が届こうとしている。リーグ戦残り5試合となった時点で2位トッテナムに7ポイント差をつけており、5試合で3勝すればトッテナムの結果にかかわらず優勝が決まる。

 今週末の第34節はレスターが17日にホームでウエスト・ハムと、トッテナムが18日にアウェーでストーク・シティと対戦。だが、このトッテナム戦の主審が変更されることになった。

 トッテナム戦の主審に割り当てられていたケビン・フレンド氏はレスター在住であり、レスター・シティのサポーターであることも認めているという。通常はレスターのライバルとなるチームを担当することもあるが、今回は試合の重要性を考慮し、優勝争いの直接の相手となるチームの試合では笛を吹かないことになった。

 ストーク・シティ対トッテナム戦の主審には新たにニール・スワーブリック氏が割り当てられ、フレンド氏はニューカッスルマンチェスター・シティ戦に変更。審判割当を担当するプロフェッショナル・ゲーム・マッチ・オフィシャルズ・リミテッド(PGMOL)は次のように声明を出している。

「当初この試合に選ばれていたケビン・フレンドは、レスター出身であり、個人的にレスター・シティの試合を観戦もしている。試合の状況を踏まえ、審判割り当てについて改めて検討することが必要だと感じられた」

●プレミアリーグ2015-16特集
●欧州組完全ガイド
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP