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ラツィオ監督、兄も解任したミランに苦言 「監督のせいではない」

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 ラツィオシモーネ・インザーギ監督は、シニシャ・ミハイロビッチ前監督を解任してクリスティアン・ブロッキ新監督を任命したミランについて、監督交代が多すぎるとして苦言を呈している。

 現ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督の退任以来、ミランは短いサイクルで次々と監督を交代してきた。シモーネ監督の兄であるフィリッポ・インザーギ氏も、昨シーズンの1年間チームを率いたあと解任される結果に終わった。

 17日に行われるセリエA第33節エンポリ戦に向けた会見で、ラツィオ指揮官が次のように語ったとしてイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

「クリスティアンともシニシャとも友人だが、ミランは2012年以来5回目か6回目の監督交代だ。たぶん監督たちのせいではないんだろうね」

 S・インザーギ監督自身は、就任初戦となった前節パレルモ戦にアウェーで3-0の快勝。ホーム初采配となるエンポリ戦に向け、ヨーロッパリーグ出場圏内への浮上にも意欲を見せた。

「あれ以上素晴らしい初戦はあり得なかった。我々は勝利にふさわしかったよ。今週はチームをよく見て、適切な準備をすることができた。相手は組織的なチームだが、ラツィオは勝たなければならない」

「勝つことができれば非常に重要な結果になるだろう。順位を上げて、リーグ戦最後の5試合で勝負できる可能性がある。パレルモでの初戦はうまくいったので、明日はそれを再確認することが必要だ」

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