[4.20 リーガ・エスパニョーラ第34節 デポルティボ 0-8 バルセロナ]

　リーガ・エスパニョーラ第34節2日目が20日行われ、バルセロナがデポルティボのホームに乗り込んだ。前半11分と同25分に生まれたFWルイス・スアレスのゴールで前半だけで2点のリードを奪ったバルセロナは、後半に6点を加点して8-0の大勝を収めた。

　3連敗中ながらも辛うじて首位を守るバルセロナは前半10分に好機を生み出す。左サイドでボールを受けたFWネイマールからのパスをスアレスがヒールで流すと、後方のFWリオネル・メッシがゴールを脅かすもGKマヌの正面を突いてしまう。しかし、そのプレーで得たCKをMFイバン・ラキティッチが蹴り出すと、ゴール中央で待ち構えるスアレスが左足で鮮やかに合わせてネットを揺らし、早い時間帯での先制に成功した。

　前半19分にはデポルティボが決定機を迎えるが、ゴール前で受けたFWセルソ・ボルヘスが放ったシュートはDFマルク・バルトラにブロックされてしまう。すると同25分、MFアンドレス・イニエスタの縦パスをメッシが意表を突くダイレクトで前方に送ると、反応したスアレスが落ち着いてゴールに流し込んでバルセロナがリードを2点差に広げた。

　2-0とバルセロナがリードして後半を迎えると、後半開始早々の2分、スアレスが左サイドから送ったクロスに逆サイドから走り込んだラキティッチが右足ダイレクトで合わせてゴールネットを揺らし、チーム3点目を奪取。さらに同8分にはメッシのスルーパスに反応したスアレスが、右足アウトサイドで巧みにゴールを陥れてハットトリックを達成し、リードは4点差に広がった。

　その後も攻撃の手を緩めないバルセロナは後半19分、ネイマールのパスからスアレスが放ったシュートはDFにブロックされたものの、こぼれ球をスアレス自らが押し込んで5点目、同28分にはスアレスのラストパスをメッシが流し込み6点目を記録。さらに同34分にセンターサークル付近でボールを奪ったバルトラが自らPA内まで持ち込み、右足シュートを決めてリードを7点差に広げると、同36分には右サイドのスアレスが送ったパスをネイマールが蹴り込んで8点目を奪った。スアレスが4G3Aと7ゴールに絡む圧巻のパフォーマンスを披露し、バルセロナが8-0で圧勝。連敗を3でストップして首位を堅持した。

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