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長友の目標、サネッティ副会長がキーパーソン?インテルにまた新SB候補

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 インテルにまた新たなサイドバック候補が浮上した。獲得できるかどうか、鍵を握るのはハビエル・サネッティ副会長になるかもしれないという。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じた。

 先日、DF長友佑都との契約延長を発表したインテルだが、ガラタサライからレンタル中のDFアレックス・テレスの買い取りは見送るとみられている。すでに、今季でフェネルバフチェとの契約が満了するDFジャネル・エルキンの獲得に迫っているとも言われているところだ。

 だが、『ガゼッタ』によると、そのインテルがジェノアDFクリスティアン・アンサルディをターゲットにしたという。アルゼンチン代表招集経験があり、今季はゼニトからジェノアにレンタルで移籍している選手だ。

 『ガゼッタ』によれば、ジェノアは約400万ユーロで買い取る見込みという。そして、そのジェノアから獲得するには、700~800万ユーロが必要だそうだ。アンサルディにはインテルのほか、ゼニト時代に指導した経験を持つルチアーノ・スパレッティ監督のローマも興味を示しているという。

 アンサルディ争奪戦となれば、ローマはインテルに対してアドバンテージがある。セリエA残り4試合で4位インテルに勝ち点7差をつけている3位ローマは、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得が濃厚になっているからだ。

 だが『ガゼッタ』は、アンサルディがCL出場に惹かれるのは当然としつつ、インテルのサネッティ副会長が大きな役割を担うかもしれないと報じている。アルゼンチン代表の先輩で、インテルのレジェンドである同副会長の誘いは、アンサルディに大きく影響するという見方だ。

 左右両サイドをこなせることが武器の一つである長友だが、新たなサイドバックの加入がライバル増加であることは変わらない。自身が目標とするサネッティ氏の手腕で、ポジション争いが激化することになるのだろうか。

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