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ドルトムントが主力流出の危機 チェルシー、ムヒタリアン獲得に大金用意?

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 ドルトムントは、この夏に主力を失うことになるかもしれない。ドイツ『ビルト・アム・ゾンターク』によると、MFヘンリク・ムヒタリアンの獲得を狙うチェルシーが、巨額を用意している。

 DFマッツ・フンメルスやMFイルカイ・ギュンドアンらと同じく、ドルトムントと2017年までの契約を結んでいるムヒタリアンには、以前から移籍の噂がある。昨シーズンはチームとともにスランプに陥った同選手だが、今シーズンは完全に復活。今シーズンの公式戦で23得点を決めている。

 ムヒタリアンの代理人は、ミーノ・ライオラ氏。これまでの発言から、トップ下補強を熱望するユベントスへの移籍が取りざたされてきたが、『ビルト・アム・ゾンターク』はチェルシーが強い関心を示しているとした。

 チェルシーは昨年夏にもムヒタリアンの獲得を狙っていたとされている。そのときは6000万ユーロでオファーしたものの、ドルトムントに断られたようだ。しかし、このまま契約延長が進まなければ、夏に動きがあってもおかしくはない。チェルシーは次の夏に向けて、新たなオファーを準備しているとされる。

『ビルト・アム・ゾンターク』はムヒタリアンに対して、チェルシーからのオファーが届いたかと質問をぶつけると、笑いながら「知らないよ」と返答したそうだ。そして、ドルトムントとの契約延長がどうなっているかを聞くと、こちらにも「知らないよ」と答えたという。

 主力との契約延長が進まないドルトムント。2014年にはFWロベルト・レバンドフスキの移籍金を諦めて、フリーで手放すことになった。このまま移籍市場を迎えるのは、ファンにとって大きな不安だろう。


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